The Little Sanctuary

彼らのためにささやかな聖所となった。(エゼキエル 11:16)

TCUコイノニア3分奨励~ヨブ記1章20.21節から~

2021/9/3コイノニア奨励 (祈り)愛する天の神様。今日コイノニアに一人一人を集めてくださって感謝します。それぞれの学びの上に、また生活の上に祝福をもたらしてくださいますように、主イエスキリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。 始めに…

なぜモーセはヨルダン川を渡れなかったのか。  

現在、TCUに編入したての私は、聖書に関する基礎的な授業を中心に学生教員入り混じった形での交わりや様々な授業以外の霊的な刺激に日々学ばされています。最近では念願であった野菜作りを始めることができました。TCUには農業サークルがあり、小さい農園で…

脱万人救済説

すっかり冬も明け暖かい陽気に心も軽くなっているはずの季節、予想外にも雨や曇りの日が続き、いまだ肌寒さを感じている5月も中旬となりました。東京基督教大学に入学してすぐのころは手続きやオリエンテーションで頭がいっぱいになり学びのことに気持ちを向…

私が福音派の神学校に入った理由

桜の季節がいつの間に過ぎ、肌寒さの残る早朝、夏に備えて葉をつけ始めた木々を窓越しにながめています。私がここ千葉県印西市に位置する東京基督教大学に入学してから二週間が経とうとしています。これまでの福祉職員として勤務し過ごしていた二年間の日々…

白川静の絵本「サイのものがたり」(編・画 金子都美絵/平凡社)を読み始めました。

2006年に亡くなった日本の漢文学者・東洋学者の白川静の絵本「サイのものがたり」(編·絵 金子都美絵 平凡社)を読み始めました。ページをめくると数ぺージ読むだけで内から溢れでてくる霊的な喜びで満たされます。漢字に現れている深い一般恩寵としての霊性は…

The Little Sanctuary ―Hさんの死を通して―

私が働く身体障碍者入所施設では約五十人の身体障碍をお持ちの方が共同生活をしています。そこに住む方々は20年ほど入居されていることも少なくなく、その方の命全体をその施設の中でほぼ完結させている、循環させていると言えます。(日本の死入居型福祉施…

M先輩からの提題①

私が現在働いている身体障碍者の入所施設には、M先輩という先輩がいます。いつも、よい支援とはなにか、社会福祉とはなにか、ということだけではなく人生とはなにか、よい生き方とはなにかという哲学にも取り組んでいて、インテリかつパッションのある頼れる…

ロスジェネ世代とキリスト教

ここ数年、クリスチャン二世であり神奈川県の一地域教会の役員を行うものとして、これからの宣教について、ふと考えることがあります。その中で、一つのキーワードであり、1996年生まれの私のアイデンティティでもある「ロストジェネレーション(以下:ロス…

ささやかな聖所-The Little Sanctuary-

最近は旧約聖書を読むのを怠っているな、という気が起こり何となくエゼキエル書を読んでいます。神の想像しえないような御姿の描写や、谷の骨がカタカタと音を立てて蘇ったり印象的な場面が多くあるエゼキエル書ですが、そんな中でも今回はこんな一節に目が…

2020年神奈川連合青年会標語「かかわり」について個人的に思うこと

今年度は初めて日本バプテスト連盟の神奈川連合青年会の役員をさせていただいているのですが、その中で今年の活動の指針というかテーマを決める作業がありました。教会でも年間標語を決めるのは毎年のことで、一年の指針を決める大切な仕事です。とはいって…

永遠の命について~認知症の利用者さんを通して~

わたしは見習い介護職員として地元の身体障がい者施設で働かせてもらって2年目になります。もう、今年の4月で後輩が入ってきたにもかかわらず「見習い」であることから抜け出せていない現状に心苦しい思いがしますが自分の身の丈に合った立ち位置を歩むとい…

ヘロデの不安

キリスト教会ではクリスマスの時期になると行事がたくさんありそれを準備する牧師や信徒の忙しさはピークに達します。わたしの教会では各年代クラスのクリスマス会やコンサート、特別礼拝、イブ礼拝、元旦礼拝と大忙しです。 世間一般でもクリスマスになると…

目に見えないもの

ブログを書く、というのはこれまで何度か挑戦したことはあるのですが自分の経験のなさと単純な文章力の欠如で往々にして三日坊主になってきた記憶しかありません。しかし、これまで初心者キリスト者として少ない頭ながらも自分なりに考えてみた事柄をFaceboo…